『EBX – CLASSIC ROCK』は、1960年代のベースサウンドを丁寧に再現したEBX拡張ライブラリです。
本製品は『SDX – LEGACY OF ROCK』をはじめとしたロック黄金時代の楽曲にマッチするように開発されました。ハンドピックされた最高品質の1960年代ヴィンテージプレジションベースをレコーディングし、ドライながらも粘り気のあるベースサウンドを正確に捉えています。比較的高い重心に芯のあるサウンドは、クラシック・ロックは勿論、様々なジャンルに適応します。
60年代のロック・サウンドを彷彿とさせる、幅広く活用できるプリセット、カスタムMIDIフレーズを収録。クラシック・ロックを象徴するグルーブから、新たなインスピレーションを得てトラックへ追加してみてはいかがでしょうか?
ロックの歴史を変えたベースモデル。1963年からの真のアイコン。
「1950年代初頭の展示会でレオ・フェンダーがプレシジョンベースの初期モデルを発表したとき、観客はこんなものを弾くなんて正気の沙汰じゃないと思いました。フレット付きのネックとギターのようなボディを持つこの楽器は、文字通りSF映画の中のもののようで、従来のアップライトベースやそれまでのエレクトリックベースのどれとも全く異なっていました。今日、このベースがロック音楽に与えた影響は計り知れないものであり、楽器の認識やベースの音楽における役割を根本的に変えたと言っても過言ではありません。ほとんど改造されることなく、60年以上にわたって音楽史を揺るがし続け、ロックの非常に重要な存在となっています。我々は、EZbass用にこのベースを再現し、その雷鳴を生かし続けることを誇りに思います。」
「このEBXを構想するにあたり、プレシジョンベース以外の候補は考えられませんでした。このベースこそがロックなのです。ギター、とりわけヴィンテージものについて面白いのは、全く同じものは存在しないということです。文字通り、どの楽器も唯一無二です。私はほぼ40年にわたりベースを弾いてきて、その間におそらく倍以上のプレシジョンベースを試しましたが、この特定のモデルはこれまで試した中で最高のものの一つです。すべての要件を満たしています。」
とEZbassのリードR&D技術者、マグナス・メルケルソン氏はコメントしています。
『EBX – CLASSIC ROCK』のベースは、コアEZbassライブラリに含まれる楽器と同じ厳密さで収録されており、リアルなパフォーマンスを実現するために必要な繊細なアーティキュレーションをすべてカバーしています。指を使用して録音されたサンプルに加えて、ピックを使った二つの別々のストライキングオプションも含まれています。一つはブリッジ付近で、もう一つはネック付近で録音されています。これにより、同じ楽器で丸くてまろやかな音から明るくて鮮明な音まで、三つの基本的に異なる音色の特性が得られます。
『EBX – CLASSIC ROCK』のプリセットは、各ストライキングツールと録音オプションごとにエンジニアリングされカスタマイズされています。各プリセットコレクションには、アンプとキャビネットのシミュレーション、そして様々なサチュレーションとエフェクトが含まれています。外部のプロセッシングを自由に使用できるように、各録音構成にはDIオプションも用意されています。
「最初の目的は、クラシックロックならではの特徴を逸脱することなく、できるだけ多くの音域をカバーするプリセットを作ることでした。クリーンなトーンから強く歪んだトーンまで、ジャンルの非常に幅広く特徴的な音のライブラリを提供できたと思います」と、EZbassのリードサウンドデザイナーであるウルフ・エドランドはコメントしています。