550以上の異なる奏法の響きを持つIRCAM Solo Instruments 2は、世界で名高い音響音楽研究機関であるIRCAMで、トップクラスのプロ奏者を迎え、16のオーケストラ楽器をありのまま、詳細に収録をした無二のコレクションです。収録楽器はどれも一般的なクラシック音楽の奏法と高度な超絶技巧や実験的な演奏スタイルによる音色と響きが多岐にわたり含まれ、自然かつ多様で特別な楽器音色を求める現代音楽作家やプロデューサーにとって手放せない洗練されたクリエーティブなサウンドソースとなります。IRCAM Solo Instruments 2は幅広いアーティキュレーション、そして深みと詳細さを持つコレクションとして、一般的なサンプルライブラリーとは一線を画します。
数十年に渡る音響学とサウンドレコーディングの専門知識と研究を基に、UVIとIRCAMは、最高のミュージシャン、アーティスティックディレクター、エンジニアを招き、何年もの歳月をかけて、この大規模な取組:IRCAM Solo Instruments 2を完成させました。伝統奏法と実験的な演奏技術の融合、古い古典楽器と現代の音楽家の出会いによるこのライブラリーに奥深さと新しい刺激をもたらします。そして、いく年もの歳月にわたって素晴らしい響きを提供してきた楽器が、新たな響きと可能性と共に、音源ライブラリーという新しい形で未来に継承されていきます。
新バージョン
IRCAM Solo Instruments 2では、様々新装備と向上によりUVI無二の楽器集をモダン化。コアスクリプト、サンプルライブラリー、プレイヤビリティ、パフォーマンスコントロールとエクスプレッションのみならず、一新されたユーザーインターフェイスによってワークフローと使いやすさも実現。- スクリプトエンジンの改善により、マルチプレイとエクスプレッションモードを追加。レガート、ポルタメント、ポリレガートとポリポルタメント、そしてモジュレーションホイール操作も可能になりました。
– 擦弦楽器に自然な表現をサポートするバーチャルハンドポジションによる演奏可能な新しいプレイモードを追加しました。
– 操作画面の一新により美観と使いやすさが向上しました。
– MPEとポリアフタータッチに対応しました。
– サンプルライブラリーの改善により、響きがクリアかつのびやかになりました。
– プリセットとキースイッチグループを改善しました。
– ダイナミクスコントロールを改善しました。
– エンベロープを(より自然な反応になるように)改善しました。
– エフェクトを改善しました。
クラシック、エクスペリメンタル、拡張スタイルからなる550以上の奏法を備えたIRCAM Solo Instruments 2は、他に類を見ない範囲と奥深さを持ちます。個々の楽器は限界まで追求し、これまでに耳にしたことのない響きを最高品位で提供します。Multi-phonic、Aeolian、Hit-on-Body、BuzzやCrushedなどの演奏テクニック、Sul tasto、Ordinalio、OrdinarioからSul Ponticellなどの音色変化する奏法も網羅します。
モダンとクラシックの融合
収録された奏法と響きは、400以上のプリセットとして供給され、モダンとクラシック奏法、様々な響きを即座に切り替えることが可能です。伝統的な奏法はイタリア語ベース、現代音楽奏法は英語ベースで表記することで、演奏スタイルの判別と選択をサポートします。
演奏重視
IRCAM Solo Instruments 2は、キースイッチグループを有効活用し、各楽器が持つ様々な響きを滑らかに切り替えられるように設計されています。シームレスにナビゲートすることができます。また、特定の楽器カテゴリーには、固有パラメーター操作が用意されています。例えば、擦弦楽器:バイオリン、ビオラ、チェロ、ダブルベース/ コントラバスは弦ごとに収録され、キースイッチによって、同音異弦、ポジションや弦の違いによるニュアンスの表現ができます。
優れたワークフロー
バージョン2では操作画面が一新され、美しさと洗練された劇的な使いやすさを実現しました。モダン化されたパネルは、各パラメーターが直観的かつ明解に配置され、新しいKeyswitch HUDによって演奏時の操作性が向上し、エフェクトセクションも用意しました。そして楽器に関わらず、シンプルかつ統一された操作感を提供します。