『SOUL BASS』は、トラックに最適なベースサウンドを加えるのに役立つ、即効性と刺激性の両方を提供するベースパートナーとして設計されています。無垢のベースとアンプリグからシンセベースを加えたダブルトラッキングやその先のサウンドメイクまで – 余裕たっぷりのトーンシェーピング、ダイナミックパフォーマンス、そして充実した内蔵エフェクト – すべてがここにあります。
『SOUL BASS』は間違いなく、様々なミックスや音楽スタイルで存在感を輝かせることのできるモダンスタイルの音源です。これを達成するために、古き良き要素と鮮度の高い新しいものを慎重にブレンドし、複数のプレイスタイル、キースイッチ、アンプモデル、エフェクトを装備する必要がありました。その結果、ビンテージとモダン、その両方のハードウェアと技術の強い結びつきを、創造性を最優先に考慮した新しい方法で提供をすることができました。
美しい1960年代のフェンダージャズベースを皮切りに、我々のサウンドデザインチームは、徹底的なレコーディング何ヶ月も作業を続けました。その結果、合計75,000以上のサンプルを得ることになり、パフォーマンスのあらゆる詳細、フィンガーブリッジ、フィンガーネック、フィンガーミュート、ピック弾き、ミュート、ハンマーオン、プリングオフ、ゴースト、スライド、ハーモニクスなどの多数の演奏テクニックと複数の演奏スタイルをすべて詳細に捉えることができました。そしてバーチャルハンドプレイシミュレーションを可能にするための、同音異弦の異なる響きをすべて収録できました。この結果、必要な要素を全部網羅した、すべてが適切な位置された壮大なベースサウンドを完成させました。
エレクトリックベースの収録後、『SOUL BASS』を更なるレベルに引き上げる方法を探った結果、シンセベースを統合することにしました。これは通常のシンセベースではありません。アナログ、FM、フィジカルモデリング、ビンテージデジタル、生波形など、我々のアーカイブから厳選されたサウンドによる大規模な選択が含まれます。ソウルベースは、純粋なエレクトリックベース、純粋なシンセベース、あるいは夢見ていたハイブリッドの響きがここにあります。
エレクトリックベースとシンセベースを同時に演奏して、望む結果を得ることは、言うほど簡単ではありません。それを使える結果にするにための作業は想像以上に大変です。位相とセグメントのアライメントだけでは非常に困難であり、完了するために新しいツールの開発が必要であり、それだけでも数年の月日と努力を要しました。しかし、結果はそれ自体を物語っています – シームレスなレイヤーと完全に新しいハイブリッドベースサウンドの可能性 – 『SOUL BASS』は他に類を見ません。
『SOUL BASS』は、使用と操作の効率性と明解さを最重要課題として設計されました。MIDIパターンをすばやくオーディションし、ループを採用して、サウンド調整をする – プリセットを探索し、エレキとシンセレイヤーを個別に調整、エフェクトペダルの調整、そしてマスターエフェクでトラックサウンドを完成させます。複数のキースイッチと組み合わせたSoul Bassのスマートエンジンは、実際に人間がおこなったベース演奏と同様の演奏モードとアーティキュレーションを探ることができます。その結果、用途の幅広さと同じくらい使いやすいインストゥルメントになりました。
『SOUL BASS』は、幅広いスタイルと構成をカバーし、インスピレーションを刺激する200以上の職人によるハンドメイドプリセットを提供します。定番のソウルサウンドからモダンジャンル、そしてどんな音楽スタイルにも、Soul Bassは対応します。その洗練したサウンドをユーザー自身の手でさらに磨きをかけて仕上げるのを待っています。
伝統のビンテージ手法から始まり、モダンテクノロジーと思想で仕上げた『SOUL BASS』は、今後数年にもわたり、色褪せることのない豊かでパワフル、そしてダイナミックなサウンドを提供するベース音源です。