VAPB-45M はペダルボード作りをより自由にするためパワーサプライをボードに内蔵するという新たなアプローチを試みました。ペダルボード内をデザインするにあたり、パワーサプライのスペースも取られるという悩みがありました。
多くのユーザーは、自分の愛するペダルを1つでも多く入れたいと思っています。しかしペダルに電源を供給するためには必ずパワーサプライが必要となり、そのためのスペースは必須となります。
ユーザーその悩みを解決するためにボードの裏に配置したり、より小さい電源を選んだりしてきました。我々はその悩みから解放するためにVAPB-45M を開発しました。
VAPB-45M では流行りのスノコ型のペダルボードを採用し、そのリア部分のバーの中にパワーサプライを内蔵させました。
パワーサプライを内蔵させることで、パワーサプライを配置するスペースにエフェクトペダルを追加することができます。
組みやすいスノコ型ボード
エフェクトペダルを配置したときに悩むのがパッチケーブルやDCケーブルの配線です。
きれいにケーブルを這わせたいけど、本数が増えると乱雑になりがちです。
そんな悩みに対して人気なのがこの「スノコ型」と呼ばれる隙間の空いているタイプのペダルボードです。スノコ状に組まれることでその隙間を通してボードの裏面に余ったケーブルを落とせるため表面に出て目に入るケーブルを極力少なくすることができます。
そのためスペースにも余裕ができペダルの配置もしやすくなります。
アイソレートパワーサプライ内蔵
VITAL AUDIOの人気パワーサプライPOWER CARRIER シリーズで培われた信頼性の高いパワーサプライをペダルボードに内蔵したのがこのVAPB-45Mの特徴です。
パワーサプライをペダルボードに内蔵することで、従来電源の配置も考慮しなければらなかったスペースにエフェクトペダルを置くことができるようになります。
パワーサプライ部はマルチエフェクターなどに対応できる大容量9V/3000mA(非アイソレート)に加え、9V250mA x 2、9V 500mA x 3、9/12/18V可変 x 2の合計7口のアイソレートされたポートを装備しています。
USB アウトプット搭載
VAPB-45M では時代のニーズに応えたUSBのアウトを2口用意しています。
USB Type A/C 両方のアウトプットに対応しています。
これは昨今のエフェクター事情にスマートフォンのアプリ連動があります。
またアプリを使用した譜面表示などの機会も多くなってきています。
そのためアプリデバイスへの電源供給も求められる要素となっていることからUSBでの電源供給もできるようにしました。
スマートフォンの充電だけでなく、足元や手元を照らすためのライト用にも使うことができます。
汎用性が高く、フレキシブルに使えるミディアムサイズ
パワーサプライのスペースを考える必要がないため面積をフルで活用することができます。
また奥行きもしっかり確保されているので、前列にスイッチャーを置いたシステムを構築することもできるサイズとなっています。