『SIMULACRUM』は、作曲家・サウンドデザイナーのSteven Tunnicliffeによる、音楽サウンドと特殊効果を揃えたコレクションです。
現代のSFやホラーにインスパイアされた本作は、ゆっくりと変化するテクスチャやドローン、攻撃的なスティンガーやライザーまで、多様なサウンドの品揃えで構成されています。
これらの素材は、暗い映画のフィルムスコアやテクノ、エレクトロニックダンスミュージックなど、様々な音楽の文脈で活用できる内容になっています。
また、映像作品、ビデオゲーム、ウェブプロジェクトの為の、豊富なインスピレーションを発見することができます。
KONTAKTフォーマットを使用の際は、既存のサンプルから全く新しいサウンドを作り出すことを手助けしてくれます。
6つのフィルター、ADSRとLFOだけでなく、ディレイ、リバーブ、モジュレーションなどのエフェクトにも簡単にアクセスでき、自分だけのサウンドを作り上げるのに役立ちます。
※このライブラリには、KONTAKT6、Wav、AIFFフォーマットが付属しています。
※KONTAKTフォーマットを使用の際は、KONTAKT フル版 6.7.1以上が必要となります。デモモードを除いて、無料のKONTAKT PLAYERでは動作しません。
※KONTAKTをお持ちでない方でも、他のサンプルフォーマットをご利用いただけます。
【コンストラクション・キット】
『SIMULACRUM』のオープニング・セクションは、25のコンストラクション・キットで構成されており、それぞれが「Demo Cue」と呼ばれる短い楽曲をベースにしています。各Demo Cueは比較的短いですが(通常1分未満)、ユーザーは作品を短くしたり長くしたり、並べ替えたり、新しい素材を取り入れたりすることができます。例えば、Industry Marchのパーカッション、Command Centerのドローン、Hot Wireの特殊効果を使って、全く新しい楽曲を構成することが可能です。サウンドを柔軟にミックスすることでユニークな結果を生み出しましょう。
※KONTAKTインストゥルメントでは、Demo CueはC1からC2までの1オクターブにマッピングされ、作品を構成する個々のサンプルはC3以降にマッピングされています。
【アトモスフィア、ドローン、テクスチャー】
『SIMULACRUM』には、悪夢のようなThermonuclearから至福のEmpyreanまで、イメージを呼び起こすよう設計された130のテクスチャーサウンドが含まれています。特定の「空間」を明確にするサウンドスケープとして、Containment Breachなどは、ロックダウンされた未来の秘密研究所のイメージを呼び起こします。他のテクスチャは知覚可能なピッチを示し、ドローンやハーモニックパッドとして音楽的な文脈での活用も可能です。
【リズミック・ループ】
『SIMULACRUM』には、様々なアコースティック楽器と電子楽器を使ったリズムループが含まれています。ループはbpm66~140で、幅広い音楽スタイルに対応します。ループは単独でも有用ですが、レイヤーする事で複雑なパーカッシブ・ベッドを形成することもできます。
【シングルヒット】
『SIMULACRUM』は、250以上のシングルヒットのセレクションを持っています。インパクト&スティンガー、アンビエント&トーンヒット、ドロップ&パワーダウン、SF FX、ホラー、オーケストラ&メタリックサウンド、ウーシュ&トランジション、スウェル&スイープなど、さまざまなサウンドが含まれています。例えば、Orchestral Soundsフォルダには、インパクトのある映画の予告編に最適なドラムヒット、スティンガー、ライザーが収録されています。FX SoundsやSci-Fi Soundsなどのセクションは、ビデオゲームやウェブベースのグラフィックインターフェイスのコンテンツを必要とするサウンドデザイナーにとって、より便利なものを収録。異なるフォルダのサウンドを組み合わせることで、特定のプロジェクトのニーズに合わせたサウンドモンタージュを作成できます。