*本機とエクスプレッション端子を接続するためのTRSフォン~TRSフォンのテスト用ケーブル(約30cm)が付属します。
エクスプレッション・コントロール
(ギターペダル、エフェクトプロセッサー)
ギターペダルなどのエクスプレッション端子に接続して、ノブやエクスプレッション・ペダル同様のコントロールをフェーダーで行います。
デスクトップ・パフォーマンスや、手元でパラメータを操作したい場合に最適です。
エクスプレッション・ペダルの代わりに使用したい場合には電源は不要ですが、電源(9V)を接続する事で”SHOTボタン”を有効にできます。
SHOT機能はボタンを押すことでパラメーターを下降させ、離すとフェーダー位置まで上昇させる特別なファンクションです。
下降するスピードをRUSHノブで、上昇するスピードをRECOVERノブで個別に調整できるため、理想のコントロール・カーブを描くことができます。
リアルタイムのパフォーマンスにおいて、通常では不可能なコントロールや、印象的なエクスプレッションを可能にします。
また、RECOVERノブを押すことでスイッチ接点のオン/オフを操作できます。本体サイドのSW OFF/ON端子経由で、外部機器のバイパス切替やタップテンポなどをコントロールできます。
100mmフェーダー(スライダー)は操作感も良く、微妙なタッチのエクスプレッション・コントロールを自由自在に行うことが可能です。
CV コントロール
(シンセサイザー、一部のギターペダル)
Glider11はCV入出力を備えた、多目的なCVコントローラーとしても使用できます。
CV(コントロール・ボルテージ)は、主にシンセサイザーのコントロール信号として使用されていますが、近年では一部のギターペダルでもCVが利用できる機種があります(例:Chase Bliss Audio、Empress Effects ZOIAなど)。
シンプルなCVアッテネータとして利用する場合は、パッシブ(電源不要)でご利用いただけます。CV INに入力された信号をアッテネートして、CV OUT 1/2(パラレル接続)から出力します。
電源(9V)を接続すると、Glider11のフェーダー位置に応じたCV信号を出力できるCVコントローラとして機能します。
また、SHOT機能を有効にし、ボタンを押すことでフェーダー位置からCVを下降させ、離すとフェーダー位置までCVを上昇させる事ができます。
下降/上昇のスピードはRUSH/RECOVERノブで個別に調整が可能なため、クリエイティブなカーブでSHOT機能を利用できます。
さらにCV INに入力される信号に対して、RECOVERノブの設定がCVフィルターとして機能するため、例えばポルタメントのような用途に利用できます。
また、RUSHノブを押すことでハイゲート信号(5V)をCV 0/+5端子から出力、RECOVERノブを押すことでスイッチ接点のON/OFFを操作できるため、モジュラーシンセや外部エフェクトなどの包括的なコントローラとしても機能し、パフォーマンスの中心的なコントローラとして使用する事ができます。
さらにTRS端子でCV信号を扱う機器(例:Chase Bliss Audio、Empress Effects ZOIAなど)で、Glider11を変換器として利用できます。
Empress Effects ZOIAなどのCV入出力が可能な機器ではTRSフォン~2×3.5mmミニのYケーブルが、Chase Bliss AudioなどのCV入力のみを持つ機器ではTRSフォン~3.5mmミニのケーブルが別途必要でしたが、Glider11を介して適切な信号を相互にフィードする事が可能になります(例えばモジュラーシンセからのCV信号をZOIAへ、ZOIAからのCV信号やトリガー、クロック信号などをモジュラーシンセなどの外部機器に送る事ができます)。
CV OUTはパネルトップとサイドに2系統用意されておりパラレル接続されています。
Power | |
9VのACアダプター(100mA以上)で動作(*別売) 極性=センターマイナス、センタープラスのどちらにも対応します |
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Size / Weight | |
Size | 約50×160×52mm (H×D×W) |
Weight | 150g |
*PCBを利用した筐体のため、塗装面に多少の曇りがある場合があります。予めご了承くださいませ。