WesAudio PHOEBE(フェーベ)は、デジタルリコールを備えたビンテージNEVE1073スタイルのマイク/ライン/インストゥルメント・プリアンプです。本物の英国Carnhill社の入出力トランスを搭載し、伝説的なクラスA回路マイクプリアンプのサウンドを再現しています。
API500モジュール互換「ng500」規格に対応し、本体のUSBまたは_TITANフレーム経由でアナログ回路をデジタルコントロール。DAW上のプラグインから_PHOEBEのオートメーションやデジタル・リコールを実行できます
クラスAの信号経路は100%アナログでありながら、その全てをDAWからフルコントロールできる利便性は多くのエンジニアが望んでいたものです。また、フロントのコンボ端子はマイク/ライン/楽器入力に対応し、API500シャーシ側の入力端子と共にプラグインから切り替えて利用する事が可能です。
75dBのマイクゲインにより、低出力のパッシブリボンマイクでも十分なクリーンヘッドルームを確保でき、入力インピーダンスも選択できるため、あらゆるマイクから最適なサウンドを得ることができます。また、ゲインステージのIron Padでは1dBステップで最大-15dBまでの出力をアッテネートすることも可能であり、本機から様々な質感を引き出すことが可能になります。
デジタルシミュレーションではない本物のアナログ回路が生み出すビンテージNEVEの音質や質感を、プラグインからコントロール/リコールできる理想的なプリアンプです。
ビンテージNEVE1073のプリアンプサウンド
_Phoebeのアナログ回路はビンテージNEVE1073のサウンドが再現されています。その雄大でシルキーなサウンドは現代でも多くのレコーディングで利用されている歴史的名機であると言えるでしょう。WesAudio社は本物の英国製Carnhillトランスフォーマーを使ってこのクラスA回路をAPI500フォーマットに再現しました。+28dBuのヘッドルーム、75dBものゲインを持ち、出力段に設けられたIRON PADにより前段でドライブさせた倍音豊かなサウンドをアッテネートする事も可能です。
さらにWesAudioは、この伝説的なアナログサウンドを、その音質はそのままに自在にDAWのプラグインからコンロロール/リコールできる機能をプラスしました!
リコール可能な信号ソース
_PHOEBE のデジタルコントロールにより、パネル上のコンボ入力(マイク/ライン/楽器)、API500シャーシのXLR入力(ライン/マイク)に接続されている入力を、DAWプラグインやフロントパネル上のボタン(FRONT、REAR、HiZ)で切り替えることが可能です。
録音したいアプリケーションに対してフレキシブルな操作が可能になるため、素早くレコーディングセッションを行う事が可能になります!
トータルリコールとプラグインコントロール
_PHOEBEの魅力はクラシックなNEVE1073スタイルのサウンドだけではありません!本機はアナログ回路を完璧にデジタルから制御できるため、プロオーディオ業界で最も要求される機能であるセッティングの「トータルリコール」を可能にします。
VST2 / VST3 / AU / AAX / AAX DSPフォーマットに対応するプラグインソフトからの完全な制御。 _PHOEBEは、ほぼ全ての主要なDAWとの互換性があります。
あなたの使用するDAWとの完全な統合により、作業のワークフローが各段に改善されるでしょう!
API500規格とng500規格の両方に対応
_PHOEBEはAPI500シリーズ規格と互換性のあるモジュールです。 デジタル機能はフロントパネルのミニUSBソケットを介して有効にできます。
ng500 –次世代のng500シリーズはAPI500シリーズの物理的な拡張です。_RHEAは拡張された_TITANフレームと完全な互換性があります。_TITANを利用すれば1本のUSB /イーサネットケーブルだけでシャーシ内のすべてのデバイスを制御できます。
★ ng500モジュールの汎用電源ラックへのマウントの注意事項は以下をご確認ください。
https://umbrella-company.jp/wesaudio-ng500-note.html
アナログオートメーション
DAWにオートメーションラインを描くだけで、アナログデバイスがそれに追従することを夢見たことがありますか?WesAudioのngシリーズがそれを可能にしました。
もちろん本体の4つのタッチセンシティブエンコーダーを使用することでも、DAWにオートメーションを記録できることも忘れないでください!