COMP-3Aは伝説のビンテージ機器『LA-3A』を再現したコンプレッサー/レベリング・アンプです。『T4エレクトロ・オプティカル・アッテネーター』による滑らかなコンプレッション動作、アナログ感あふれるパンチ感のあるサウンドが大きな特徴です。
サウンドを重視したトランスフォーマーや、アナログ・コンポーネントを贅沢に搭載したことで、ゴージャスなアナログ・サウンドを再現しました。
またオリジナルでは背面に装備されていた、様々なスイッチやコントロールは全て前面に配置。より使いやすくアップグレードされています。
Golden Age Project(GAP) COMP-3Aは伝説のビンテージ『LA-3A』を再現したコンプレッサー/レベリング・アンプです。ディスクリート・コンポーネントや、独立トランスフォーマー・バランスの入出力など、アナログ・コンポーネントのみで構成された本物のサウンドを実現しています。
1969年のデビュー以来、数え切れないほどのレコーディングで使用され、最も有名なコンプレッサーとして歴史に名を刻むLA-2A(真空管バージョン)と、LA-3A(ソリッド・ステート・バージョン)、その両モデルの個性的なサウンドとコンプレッション・キャラクターの核となっているのが『T4エレクトロ・オプティカル・アッテネーター』です。Golden Age ProjectのCOMP-3AはこのT4 ELOPを精巧に再現、極めて滑らかにナチュラルに入力信号に追従するコンプレッション動作を達成しています。
LA-2Aより高速なアタックとリリースを実現できるLA-3Aのサウンドは、ドラムスやルームマイク、ピアノ、ボーカルなどに多く使用されますが、特にエレクトリック・ギターやベースの録音において最もポピュラーです。ミッドレンジをしっかりと捕えるそのパンチ感のあるコンプレッション・サウンドは、世界中のプロフェッショナルから支持されてきました。
オリジナル・ビンテージ機器は高価なだけでなく、正しいサウンドを得るためのメンテナンスにかかる費用も大きくなります。Golden Age ProjectのCOMP-3Aは、LA-3Aの『デリシャス』なコンプレッション・サウンドを、お求めやすい価格で体感できる唯一のツールです。
入力ゲイン・スイッチを30dBポジションに設定した場合、入力信号は-20dBのPAD回路を通ります。入力ゲイン・スイッチを50dBポジションに設定することで、-20dBのPAD回路が切り離されるため、『T4エレクトロ・オプティカル・アッテネーター』への入力レベルを大きくすることができ、よりアグレッシブなコンプレッション・サウンドを楽しむことができます。
信号はT4 ELOPからGAINノブ→PEAK REDUCTION→サイドチェイン・セクションへと送られていきます。
また、出力ゲイン・スイッチをMODポジションに設定する事で、出力段で-20dBの減衰を適応できます。
サイドチェイン・セクションは複数のトランジスタで構成され、オート・トランスフォーマーはT4 ELOP 内のELパネルの発光に使用されています。高いボルテージとなるほど光量が増しフォトセルが反応します。
またHFコントロールによって、中高域へのサイド・チェイン信号のレベルを増加させることができるため、1kHz以上の周波数に対するコンプレッションを大きくすることができます。従来は放送局で高域の過変調のトリートメントに使用されていた機能ですが、現代のレコーディングでは高域の周波数のみをより強くリミッティングすることで、マイルドなアナログ感をプラスするなど、より積極的な音作りの為に利用する事ができます。
たいへん丁寧に組みあげられた基板は、隅々までプロフェッショナルな配慮が施され、GAP製品のクオリティの高さを証明しています。