Audio Routing Made Easy
N8は、シールド加工されたCat5、Cat6、Cat7ケーブルによってバランスドアナログソースを必要な場所へ直接引き伸ばすことができるCranborne AudioのC.A.S.T.機能の為の高度なディストリビューションハブです。
Audio Over Cat 5 Made Easy
C.A.S.T.機能を使うと4本のXLRケーブルを1本のLANケーブル(シールド加工されたCat 5e/Cat 6/Cat 7ケーブル)に置き換えることができ、低メンテナンスで費用対効果の高い優れたプラグアンドプレイソリューションを提供します。
C.A.S.T. Distribution Hub
N8はTASCAM規格のDB25入出力コネクタを搭載し8つの入力出力をC.A.S.T.システムへ統合します。
4つのC.A.S.Tポートは最大で4つのCranborne Audio N22/N22Hブレークアウトボックスを接続して任意のオーディオインターフェイスやミキサーに接続して16チャンネルのオーディオルーティングを行うことができます。
Turn Any Space Into A Studio
C.A.S.Tは最小限のケーブル配線でオーディオを転送することができる優れたプラグアンドプレイソリューションです。何よりネットワーキングケーブルは同等のXLRやスネークケーブルに比べて一般的かつ安価で調達もしやすく、スタジオ全体を容易に再配線することが可能です。
C.A.S.T 接続に電力は必要なく、N8は完全なパッシブ設計です。
充分に頑丈な金属製の筐体でラックに隠れるほどコンパクトですが、別売りのハーフラックキット (OBDRK001) でラックマウントすることも可能です。
Flexible Output Routing
N8のフロントパネルの各C.A.S.T.ポートに搭載されている出力ルーティングスイッチは接続されているすべてのC.A.S.T.に同じステレオ信号を送信することができます。パフォーマーが独自のミックスを聞く必要がある場合や各デバイスに個別のミックスを必要とする場合など状況に応じてフレキシブルにルーティングすることができます。
High-Quality Audio Over Cat 5
Cat5 LANケーブルはネットワーク専用でアナログオーディオには使用すべきではないと思いますか?実際にはアナログオーディオに最適です。その理由は次のとおりです。
ネットワークケーブルは、オーディオケーブルと同様に銅線に沿って信号と電圧を伝送するアナログケーブルでもあります。
Cat5は建物間でデータを確実に伝送するために厳格な高水準に製造されています (これは世界を動かすために非常に重要です)。 一方でXLRケーブルはさまざまな品質で提供され特定の技術基準に従って動作するようには設計されていません。
また、ネットワークケーブルは非常に高い帯域幅(Cat7では 1000mHz…つまり1,000,000,000Hz)で大量のデータを転送するため、20Hzから20kHzのオーディオの転送は非常に簡単でクロストークを最小限に抑え信号の劣化なしで実行できます。
1本のCat5ケーブルを使用して最大4チャンネルのフルバランスアナログオーディオを転送することもできます。これはそれぞれ独自のシールドを持つ4つのツイストペアケーブルが存在するアナログマルチコアと同じように行われます。