素材から技術へ かつてない精度と技術で創り上げられた精密導体 “102 SSC”。インターコネクトケーブル “PA-02 V2” の登場です。
オーディオアクセサリー銘機賞2015 受賞モデル
オーディオファイルのみならず、プロユースをも意識した2芯シールドタイプのトラディショナルデザインを採用した初代“PA-02”。 2005年の登場以来、その卓越したコストパフォーマンスによって、オーディオユースはもとより、音楽製作のプロフッショナルまで幅広い層の支持を受け、累計15万メートル超の出荷数を誇りました。 ところが2013年、PCOCC-A導体の供給終了に伴い、図らずも初代“PA-02”は生産完了の憂き目に遭います。
しかし2014年、その命脈は精密導体“102SSC”によって“PA-02 V2”に受け継がれます。 吟味されつくした初代モデルのコンセプトを継承すべく、“PA-02 V2”の構造は初代モデルをそのまま継承。 精密導体“102SSC”によって徹底的に磨き上げられ、新たなテイストを纏ったオヤイデの自信作をぜひご堪能下さい。
3E導体構造とは
3E 撚り構造は同心撚り配列構成の一括集合撚り線導体で、3種類の異なる素線径を配置する事により、撚り線配列を緻密化。
導体構成の細径化が可能となり、導体特性値の向上を図ります。
この3種類の異なる導体径の素線はジオメトリックに配置され、素線間の空隙を最小限に抑え、素線密度の向上を果たします。
更に撚り線外径のダウンサイジングと共に、安定かつ高精度な外径を保ち、撚り後の断面が真円という世界でも類を見ない導体構造です。
精密導体 “102 SSC”とは
- 高度な製造管理を行った結果、導電率は 102.3 %IACS( 伸銅終了時)
- 不純物の混入を極力避けるために、JIS C1011 に準拠した銅の中でもリサイクル銅を一切含まないバージン銅のみを使用
- 素線の表面平滑性を高めるため、天然ダイヤモンドダイスを採用
- ピーリング加工を施すことで伸銅に付着した不純物を 100%除去
- 世界初、高密度異径導体 3E 撚り構造を採用(特許取得済み)
- 2度にわたるアニーリング加工で、素線の機械的な応力歪を排除
- 標準誤差許容値 ±8μm をはるかに凌ぐ ±1μm という加工精度の下、作り上げられた素線
- 製造管理数値、メンテナンス、出荷日数など徹底した製品管理
精密導体 “102 SSC”のピーリング加工とは
通常は洗浄によって表面に浮き出た不純物の除去が行われますが、”102 SSC” はμ単位で表面を削る、機械ピーリングによって表面に浮き出た不純物を 100%除去します。 このピーリング加工を電気用銅線に用いる事は世界でも類がなく、日本が誇る加工技術がここにも冴えます。
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