『AMPKNOB – BDM 410 JVH』は、その黄金のフェイスプレートで知られるギターアンプの中でも現代的なモデルの一つにインスパイアされたアンプシミュレータです。21世紀における象徴的なブリティッシュ・アンプのトーンを凝縮しています。『AMPKNOB – BDM 410 JVH』のモデルとなった個体は、”Opeth”のアルバム『Watershed』で多用されたもの。澄み切ったクリーントーンから、滑らかで豊かなリードトーンまで、万能なトーンを生み出します。
『AMPKNOB – BDM 410 JVH』は4段階のゲイン・チャンネルを有し、元の個体と同様にクリーン、クランチ、オーバードライブ、ハイゲインまで、全てを網羅しています。更には、専用に用意された2種類のキャビネット、ペダルブースト、そしてリバーブを搭載。モダンなブリティッシュ・ギタートーンを求めるなら、まさにこれ、というべきプラグインです。
『AMPKNOB – BDM ’75』のサウンドは、アンプを鳴らしただけのサウンドではありません。Jens Bogrenが自らセットアップしたスピーカー・キャビネットやマイク、シグナル・チェーンをもって作り上げられたミキシング済みのサウンドで仕上げられています。それはエンジニア / プロデューサーとして積み上げてきたJens Bogrenの20年以上にわたる経験を注ぎ込んだ「使える」サウンドです。複雑な操作に気を取られることなく、立ち上げてすぐ演奏に専念できます。
MODE / PEDAL / REVERB

『AMPKNOB – BDM 410 JVH』は4段階のゲインチャンネルをMODE スイッチで切り替えることができ、VOLUME ノブでより細やかなゲイン調整が可能です。リード演奏時にはPEDAL スイッチでブーストペダルを有効化できるほか、リバーブを搭載しています。
キャビネットとIRDXテクノロジー

本製品には、Jens Bogrenがマイキングとエンジニアリングを施した2種類のスピーカー・キャビネット「Modern」「Vintage」を搭載するほか、お手元のギターアンプ・キャビネットIRファイルをインポートし使用することができます。また、これまでのBogren Digitalアンプ・シミュレーターと同様にブランド独自のIRDXテクノロジーが組み込まれており、インポートした外部IRに対してもピッキングに応じたアンプ・キャビネットのふるまいによるサウンドへの影響(コンプレッションやサチュレーションなど)を再現。標準的なIRローダーよりも、鮮やかでダイナミックなレスポンスが得られます。
Gate

ノイズ感度(スレッショルド)を調整可能なノイズゲートを搭載。
スタンドアロン



本製品をスタンドアロンで使用する場合は、優れたチューナー、メトロノーム、DAWを開くことなくアイデアを記録できるリフレコーダーが使用できます。
スピーカー・モデリングの未来 – IRDX テクノロジー –


ギターアンプのスピーカー及びキャビネットは、アンプから入力される信号の大小に応じて空気を動かし、圧縮し、分散させます。現在ギター・キャビネットをエミュレートする方法の主流となりつつあるインパルス・レスポンス(IR)は、実際にギターアンプのキャビネットから採取した信号を用いているため、キャビネットが鳴らす本物のトーン特性とレゾナンスを備えています。しかし、それはリアルタイムに変化するトーンのほんの一瞬を切り取った「静的なスナップショット」でしかなく、インプットされる演奏のダイナミクス表現が苦手な面がありました。
JENS BOGREN が開発したIRDX(インパルス・レスポンス・ダイナミクス)テクノロジーは、スピーカーの忠実でダイナミックな挙動を演奏に応じてリアルタイムに加えることで、アンプシミュレーターのサウンドを本物のアンプのように反応させることを可能にしました。これにより、ギタリストが感じる弾き心地も素晴らしく、奏でるギター・サウンドには生命が吹き込まれます。