原音を全く失わない、フルコントロール&ステレオ仕様のコンプレッサー!
RNC1773(Really Nice Compressor)は2つの異なったコンプレッション・モードを搭載しています。
NORMALモードは、ピークディテクターによるスタンダードなコンプ レッサー動作です。連続可変の5つのノブと視覚性の良いLEDメーターにより、あなたがコンプレッサーに期待している全ての要望に応えることができます!
SUPER NICE MODEは、3台のコンプレッサーをレイヤーする事により得られる、全くアタック感を失わないウルトラ・ス ムースなコンプレッションを実現する特別なモードです。このモードにより、この小さなRNCが多くの著名なプロスタジオでも秘密兵器として使用されているほどです。トラッキングからマスタリングまで、正にオールマイティに使える(信じられない価格の)ステレオ・コンプレッサーです。
米国EQマガジンのレビューでは『この小さなコンプレッサーに出来ない事は何も無い!スーパーナイスモードでのアナログキャラクターを伴うレベル・マキシマイズは今までに聴いた事がにほど素晴しいサウンドだ。ノーマルモードでのコンプレッションも音楽的で、2000ドル以上の高価な機材にも匹敵する!』と大絶賛を受けました。
世界中で最も評価されている、コスト・パフォーマンスの高いステレオ・コンプレッサーです。
アナログ・ハードウェアならではの優れた操作性
RNC1773では、コンプレッサーの基本、Threshold、Ratio、Attack、Release、Gainの5つのコントロールを、フル可変で細かくコントロールできます。どんな音がどんなセッティングで得られているのかが一目で分かる、そんな古き良き時代のアナログ機器の精神に基づくこのReally Nice Compressorは、素晴しいシグナルプロッセシングと使いやすさを実現しています。
ノーマル&スーパーナイス・モード!
- ノーマルモード
可変幅が広く、パンチ感のあるアナログ・コンプレッサー・サウンド。価格からは想像もつかないほど多彩で音楽的なサウンドを作り出すことが可能です。これらのサウンドは$2,000以上もする高級機種にも匹敵する素晴しいサウンドであり、ライトなコンプレッションから、アグレッシブなリミッティング・サウンドまで自由自在にコントロールできます。 - スーパーナイスモード
コンプレッション時の色付けや、高域のロスを一切感じることなくゲインをかせぐ事ができます。これは一般的なオートモードとは全く異なり、すべてのパラメーターの変更が可能です。音の印象をまったく変えずに音圧を上げることができるので、プラグインのラウドネス・マキシマイザー的にマスタリングで使用したり、生楽器のトラッキング・コンプなどに適切なコンプレッションを与えることができます。
【スーパーナイスモードの仕組み】
Super Nice Modeはプロフェッショナルなテクニックを応用したモードです。スーパーナイスモードをアクティブにすると、RNC1773は小さなボディの中にカス ケードされた3層のコンプレッサー回路を持っているかのように働きます。このクラッシックな手法はアタック感を保持しながらダイナミクスをコントロールし たい時に数台のコンプレッサーをカスケードし、各々を薄くかけていくスタジオのシークレット・テクニックと同じです。
*イメージ図
しかしこのテクニックを実際に実行するとなると、少しやっかいです。まず数台のコンプレッサーが必要です。そして沢山のケーブルが必要です。ケーブ ル~ケーブルに引き回された信号は劣化します。それぞれのステージで発生する歪や雑音も3台分(3回路分)になってしまいます。そして何より熟練したテク ニックが必要となります。RNC1773のスーパーナイスモードはボタンを1つ押すだけで、3つのコンプレッサー回路をカスケードさせたような働きを1段 のVACにより再現します。あとはフロントパネルの5つのコントロールノブで微調整するだけで簡単に上記のようなシークレットテクニックを実行可能します。
コンパクトなサイズ感はデスクトップのDAW環境にもちょうど良いサイズ。またEIA 1Uサイズに3台のRNC (またはRNP、RNLA、PBC6A)をラックマウントすることも可能です。
小さくてもステレオ仕様、接続方法もインサートケーブルやサイドチェインを使った応用まで多彩であり、まさにプロフェッショナル仕様です。
特にRNP8380(2chマイクプリアンプ)へのインサート接続では、システム全体をバランス入出力仕様にできるだけでなく、最強のトラックアウトボード環境をコンパクトに構築できるのでお勧めです。