
『VISCO』は、ビートメイク、サウンド・デザイン・ツール、ライブ・パフォーマンス、シンセサイザーといった4つの要素に特化した音楽制作ツールです。
読み込んだサンプルをモデリングし、自在な操作を可能とする『VISCO』は、録音されたオーディオを使用する際のこれまでの制約からあなたを解放します。
ステップシーケンサー、ミキサー、モジュレーション・マトリックスを搭載し、豊富なプリセットと使い易いサウンドライブラリも提供しています。
『VISCO』は、2Dグリッド上でサウンドを柔軟に表現する ブロブ を中心に設計されています。ブロブ と呼ばれる粘土状にモデリングされたサウンドを、ハンドツール、磁石ツール、消しゴムツール、クロスフェーダーなどを使用し、掴んだり、引っ張ったり、押し込んだり、ブレンドしたりする事が出来ます。
また、周波数スペクトルを表すX軸と、時間軸を表すY軸上で、異なる特性のサウンドを1つに融合させたり、ミックスに合うように微調整する事も簡単です。従来のシンセシス方式とブロブの直感的な合成方式により、柔軟性の高い音楽制作に貢献。時に予想外のサウンド・デザインを提供します。
ドラムマシン × 柔軟なシンセ機能
『VISCO』 には、クラシックなドラムマシン形式で最大8つのサウンドをシーケンス可能な「Kit Mode」と、1つのサウンドをキーボード全体で半音階で演奏する事が可能な「Tonal Mode」を搭載。 「Tonal Mode」では、オシレーター、ハーモニックストレッチ、ユニゾンほか、様々なシンセパラメーターへアクセスする事が可能で、パッドの音をキックドラムの音と組み合わせるといった表現力豊かなサウンドデザインを実現します。
シーケンサー
ポリメトリック‧シーケンスのサポートにより、16ステップのループにビートを配置できます。各サウンドは、対応する音量で表示されます。シーケンスのシャッフル分量を調整するSwing、シーケンスのタイミングのランダム性を調整するLoose Time、シーケンスのベロシティのランダム性を調整するLoose Velo、シーケンスのMIDI クリップをDAWのトラック上にエクスポートするExport MIDI、などの機能を搭載しています。