BIGSBY方式のピッチシフトペダルを作るというアイデアは、BIGSBY方式の独特の感触、音、デザインへの長年の憧れから生まれました。
2年にわたる設計・開発期間を経て、現在市場にあるピッチシフトツールの中で最も有能で刺激的なものの1つであると信じGamechanger Aduioが発表しました。
アルゴリズム
SHARC® Audio Processorを搭載したBIGSBY Pedalは、Gamechanger Audioが独自に開発したハイブリッド・アルゴリズムにより、低い音程でスムーズなポリフォニック・ピッチシフトを実現。
バリトンギター、ベースギター、ギター、マンドリン、バンジョーなど、エレクトリックおよびアコースティック弦楽器の自然な音色とサウンドを維持するよう、丹念に調整されています。 BIGSBY Pedalのサウンドのもう一つの重要な要素であるDETUNEパラメータは、従来の機械式弦楽器が持つ不完全さや不協和音の特性をエミュレートするために慎重に作られたアルゴリズムです。
その結果、BIGSBY Pedalが生み出すビブラート・エフェクトは、従来のトレモロ・アームとほとんど見分けがつかないほどになっています。
インターフェイス
独自のスプリング式フットペダルは、従来のトレモロシステムでは実現できなかった新しいストラムパターン、ベンドのコンビネーション、ラップスティール・スライドにインスパイアされた美しいリックの世界を切り開くことができます。
BIGSBYペダルは常に “オン “の状態、つまりフットペダルを踏むだけでアクティベートできます。DRYとWET(音程)の信号間の遷移を可能な限り滑らかにするアルゴリズムにより、複雑なピッキングパターンだけでなく、リードやメロディラインにもシームレスにピッチベンドを取り込むことが可能です。
そのほかの機能
EXP OUT(エクスプレッション機能)
BIGSBYを、DEPTH、RATE、OFFSETを調整できるユニークなスプリング式エクスプレッション・コントローラーとして使用することができます。
BIGSBY PedalのExpression Outputは、ピッチシフトアルゴリズムと並行して、または独立して使用することができます。
BIGSBYペダルのFSW INコネクタは、TS(チップ/スリーブ)1⁄4インチジャック(ノーマルクローズまたはノーマルオープン)を持つすべての標準的なモメンタリまたはトグル型フットスイッチと互換性があります。また、TRSジャックのデュアルラッチフットスイッチも使用できます(この場合、フットスイッチの片側のみが機能します)。
フットスイッチを押すと、ラッチ・モードが起動します。ラッチされると、BIGSBYはDEPTHノブの現在の位置で決まる一定の間隔を保持します。このため、長いフレーズでBIGSBYペダルを押し続ける必要はありません。
LATCHモードでも、BIGSBYのフットペダルで瞬間的なダイブや2半音までのデチューンが可能です。フットペダルの反対側を押すと、ピッチシフトの方向が反転します。
MIDI IN(MIDI 入力機能:3.5mmタイプB端子)
CCメッセージによるBIGSBYペダルの全機能の制御はもちろん、10個のプリセットスロットへのプリセット作成と保存、RATEパラメーターと特定のテンポの同期(細分化可能)など、様々な機能を利用できます。