開発ストーリー
Tilt n Bandsは、IGS AudioのCEOであるIgorが、
幼少期に叔父であるクリスから聴かされたEQの音色に起源を発します。そのEQはクリーミーであり、機材開発を行うようになってからも何時かはたどり着きたいと思っていた永遠の憧れであったと語っています。
操作は非常にシンプルで、TILTノブを中心に3バンドのEQで構成されています。それぞれ3つの帯域は、その中からIGS Audioの定義する効果的な周波数からブーストとカットを使い分けることが可能です。また、入力制御するTRIMノブも、微細な調整に対して非常に重宝します。
6個の真空管
6つの真空管から構成されるTiltを中心としたEQは、現代のマスタリング機材がHi-Fi中心となる中で、最も重要な要素である”音色のエッジ”を付加してくる機材と言えます。
また、機材の背面から真空管へは容易にアクセスすることが可能で、ユーザーの個性や哲学に合わせて交換することができます。