Features
- ARC USBをコンピューターのUSBポートに接続することによりTotalMix FXを直接コントロール
- Multiface、Digiface、HDSP(e)、Fireface、Babyface、MADIfaceシリーズ等、2001年以降に発売されたすべてのTotalMix FX搭載RMEインターフェイスに対応
- Fireface UFX +およびFireface UFX II、Fireface UCX IIのスタンドアローン・モードに対応(本体のUSBポートに直接接続可能)
- 堅牢なメタル製ボディにユーザー・フレンドリーなボタン・レイアウト
- ボリューム、ディム、スピーカー切り替えなど、TotalMixの多くの機能をフル・コントロール
- 安定性に優れたUSB1.1による接続により長尺ケーブルが使用可能(エクステンション/リピーター・ケーブル等のアクティブUSB2ケーブルを使用することで20メートル以上延長可能)
ワークフローをよりシンプルに
〜 TotalMix FXの柔軟な機能を手元でコントロール
ARC USBはTotalMix FXの最も使用頻度の高い操作とコマンドに直接アクセスできるよう設計されており、スタジオでの日常に欠かせないツールです。TotalMix FXを通じた極めて柔軟な設定によってワークフローがシンプルになり、ほとんどの状況でRMEインターフェイスの操作性が大きく向上します。
低スペック・マシンでも安定動作のUSB1.1 – Windows、Mac OS Xにネイティブ対応
ARC USBはUSB1.1対応のリモート・コントロールです。UAC1クラス・デバイスとして動作し、Windows、Mac OS Xにネイティブ対応します。OSが認識した時点でTotalMix FXで使用可能になります。他のリモート・コントロールとの共存も可能です。つまり、TotalMix FX内でARC USBのオン/オフを切り替える必要はなく、コンピューターに接続するだけで、各ボタンやホイールはTotalMix FXおよびRMEオーディオ・インターフェイスのコントロールとして機能します。
20メートル以上の延長が可能
ARC USBはバスパワーで動作しますが、必要とする電流はほんの僅かです。また接続は、低スペック・マシンでも安定動作が確認されているUSB1.1によって行われます。長さが5~10メートルある長尺なUSB2ケーブルや安価なUSB2延長ケーブルは、バスパワー駆動に障害が起きがちですが、ARC USBではこれらも全く問題なく使用いただけます。より長距離のケーブルが必要な場合は、アクティブUSB2ケーブル(エクステンション/リピーター・ケーブル)を使用することで比較的安価に20メートル以上の延長が可能です。
複数のインターフェイスを同時コントロール
ARC USBは複数のインターフェイスを同時にコントロールできます。選択中のオーディオ・インターフェイスの設定をTotalMix FXのARC & Key Commandsダイアログで行い、各インターフェイスで使用したい機能をアサインするだけで設定完了です。ARC USBのボタンとホイールはアサインされた設定に従い各インターフェイスをコントロールします。操作するインターフェイスをその都度スイッチで切り替えたり選択したりする必要はありません。
Fireface UFX+およびFireface UFX IIのスタンドアローン・モードに対応
Fireface UFX+およびFireface UFX II、Fireface UCX IIはRME製品の中で唯一USB1.1のホストとして動作しますので、これらの機種に限り、コンピューターではなくインターフェイスに直接ARC USBを接続することが可能です。この接続方法はUFXをスタンドアローン・モードで使用する場合に特に便利です。詳細は「スタンドアローン・モード」をご覧ください。
※ Fireface UCX IIでは、DURec機能とARC USBは同じ端子を利用するため、スタンドアローン・モードで同時に使用することはできません。