『Electric Saz』は、何世紀にも渡って、職人に作られ続けてきた、トルコの、5弦のフレットレス・アコースティックエレクトリック・サズ／バーラマを深くサンプリングした、KONTAKT専用音源です。このモダンで革新的なインストゥルメンツは、カスタマイズされたピックアップで録音されました。12のラウンドロビンと最大6つのベロシティレイヤーを伴い、ストリングスあたり1.5オクターブまで広がる、3つのストリング・ラン（ロー・オクターブ、ミドル、ハイ・ユニゾン）を丹念にサンプリング。このほか、パーム・ミュート、ストリング・チョーク、リリース、パーカッシブなエフェクトも収めています。加えて、3つのランについて、注意深く、ワイドなレガート、“スライド”レンジを複数のベロシティレイヤーと4つのラウンドロビンでサンプリングしました。
※本製品には、KONTAKT（Ver4.2.4、あるいはVer5.1以降／KONTAKT PLAYER非対応）で読み込んで使用できる、プリセット（.nki）を収録しています。
・ライブラリ容量：12.7 GB
・13,745ものサンプル
・17個のKontakt 5.1用プリセット
・15個のKontakt 4.2.4用プリセット (legacy)
・24 bit / 48kHz
・弦ごとに1.5オクターブをカバーするオープンノート、リリースノート、パームミュート（12個のラウンドロビン）
・弦ごとに用意されたチョークノート（12個のラウンドロビン）
・弦ごとに1オクターブ以上をカバーするトゥルーレガート“スライド”サンプル（4つのラウンドロビン）
・5つのボディインパクト（12個のラウンドロビン）
・各ピックアップ（ブリッジ＆ネック）サンプルは別々に録音
・様々な弦のスクレープ音
・長短数十のフィンガースライド音
・ボウやイーボウなどから作られた、22のアンビエントパッド、リード、
【プリセットリスト】
※すべてのプリセットはKONTAKT 5.1以降で構築されました。KONTAKT 4.2.4用のプリセットは「K4」ディレクトリに入っています。KONTAKT 4.2.4版のプリセットでは、アルペジエーターのパターン保存／ロードや、FXラックなど、一部使用できない機能があります。これは、KONTAKT側の仕様に起因するものです。すべてのプリセットについて、ラウンドロビンの量を減らし、CPUとRAMメモリの使用量を抑えたLite版を用意しています。
・Electric Saz – Performance.nki：本製品のメインプリセットです。なるべく厳密に現実世界のサズの挙動をシミュレートしています。スライド、ハンマーオン／プルオフ、パームミュート、チョークといった主要なアーティキュレーションとストラムのシミュレータが含まれています。コンピュータのリソースを最も使用するプリセットでもあります。
・Electric Saz – Performance (Simple).nki：メインプリセットからスライドとハンマーオン／プルオフを削除したシンプル版です。
・Electric Saz – Performance (Simple Uber).nki：上記のシンプルなプリセットに似ていますが、このプリセットでは、アルペジエーターとストラムシミュレータを置き換えます。
・Electric Saz – Performance (TMPro).nki：メインプリセットからスライドサンプルを除いたプリセットです。スライドは、KONTAKTビルトインのTime Machine Proマシンモードによって再現されます。
・Electric Saz – Performance (Simple Ext. Range).nki：スライド、ハンマーオン／プルオフが含まれていません。その代わり、現実世界のレンジを超えた幅広い音域で演奏が可能です。
・Electric Saz – Tuned Percussion.nki：2つのサウンドを重ねることができるプリセットです。このプリセットには、アルペジエーター、グリッサトロン、ストラムシミュレータの3モードを搭載しています。
・Electric Saz – Ambiences.nki：本製品のサウンド素材から作られたアンビエンスとドローンが含まれているプリセットです。