「SPITFIRE CHAMBER STRINGS PROFESSIONAL」は、人気のチェンバー・ストリングス音源「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」と専用拡張パック「SCS ADDITIONAL MICS AND MIXES」をバンドルした、プロフェッショナル仕様のチェンバー・ストリングス音源です。
チェンバー・ストリングスは、小規模な編成ながらとても美しいサウンドを奏でます。ロンドンが世界に誇るレコーディング・スタジオ「AIR STUDIOS」で最高の機材だけを使い、最高級の弦楽器奏者16名のサウンドを収録しました。ストリングスのサウンドと奏法、そして可能性の全てを収録した「SPITFIRE CHAMBER STRINGS PROFESSIONAL」は、チェンバー・ストリングス音源の百科事典と言えるでしょう。
「SPITFIRE CHAMBER STRINGS PROFESSIONAL」ではSPITFIRE CHAMBER STRINGS のコアパッチが強化されています。加えて数々の賞を獲得したエンジニア:Jake Jackson による4つの追加のマイクポジションと、3つのCPU フレンドリーなステレオ・ミックスが含まれています。
チェンバー・ストリングス
「チェンバー」という言葉を聞くと、私達SPITFIRE AUDIO はあの白いカツラとハープシコードを思い浮かべます…。しかし現代の音楽においては、交響楽団よりも小さな編成、つまり4名~40名程度の編成のことを言います。ストリングスに関しては、一般的に5つのセクション(1st Violins, 2nd Violins, Violas, Cellos, Basses)で構成される中規模のアンサンブルを意味します。
私達SPITFIRE AUDIO は、大規模のストリングス・サンプルライブラリーには無い繊細な表現力を持ったチェンバー・ストリングスを「AIR STUDIOS」で収録し、ワイドスクリーンなハリウッド・サウンドを皆様に提供したいという思いを持っていました。
本ライブラリには、合計16名のスター奏者:1st Violins(4名)/2nd Violins(3名)/Violas(3名)/Cellos(3名)/Basses(3名)、Andrew Blaney によってプログラムされた38のショート、53のロング、19のFX、45のスペシャルなレガートパッチを含む244以上のアーティキュレーションが収録されています。複数のラウンドロビンとダイナミックレイヤー、7種類の多彩なマイクポジションも用意されています。個々のセクションに加えて、1st Violins からBasses までを1つにしたアンサンブル形式のアーティキュレーションとテクニックも用意されています。
プロフェッショナル・エディション
このプロフェッショナル版は「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」のパッチをよりフレキシブルにしたことに加えて、4つの追加マイク:warm Close Ribbon (Cr), close Stereo Pair (St), Gallery (G), Outrigger (O) が拡張されています。SPITFIRE AUDIO の標準的なCTA セットアップは、温かみのあるCTAO セットアップになります。
さらに、全てのテクニック(アンサンブルを除く)にはFine (F), Medium (M) , Broad (B) ステレオ・ミックスが提供されています。
エディション
SPITFIRE CHAMBER STRINGS シリーズには下記のような違いを持つ、2種類のエディションが存在します。
通常版 -『SPITFIRE CHAMBER STRINGS』
PRO版 -『SPITFIRE CHAMBER STRINGS PROFESSIONAL』
Professional版では標準のC – Close、T – Tree、A – Ambientのマイクポジションに加え、Cr – Close Ribbon、St – Close Stereo Pair 、G – Gallery 、O – Outriggers の4つのマイクポジションが追加収録されている他、F – Fine、M – Medium、B – Broad の3つのステレオ・ミックスが追加されています。ミックスされたシグナルは、個別にミックスするよりもCPUやメモリの消費を最小限に抑えつつ使用することが可能になっています。