究極のレコーディングチャンネルストリップとは何か – 6176 ビンテージチャンネルストリップは、Bill Putnam がデザインした伝説の “610” マイクプリアンプが誇る魅惑のオールチューブサウンドと、UAのシグネイチャーであるFETコンプレッサー “1176LN” の融合から生まれました。
Frank Sinatra から Van Halen をはじめ、多くのアーティストたちを魅了してきたウォームでスムースなマイクプリアンプのトーンとユニークなコンプレッサーのキャラクターが、今日でも世界中のスタジオで愛されている大きな理由です。
ふたつのクラシックがひとつに
6176は、その明快な操作性と特徴的なサウンドにより、Vance Powell、Joe Chiccarelli、そして Paul Epworth をはじめとする著名なプロデューサー/エンジニアから、Chris Martin (Coldplay)、Norah Jones、Wyclef Jean、James Mercer (The Shins) といったアーティストに至るまで、錚々たる面々に愛されています。
プリアンプとコンプレッサーセクションは、それぞれを単独、もしくは直列で使うかを選択可能な “SPLIT/JOIN ” スイッチを備えており、柔軟性にも富んでいます – まさに、UAの「プレミアチャンネルストリップ」と呼ぶに相応しい仕上がりです。
610 B – 世界が認めたマイクプリアンプ
UAの2-610マイク/インストゥルメント・プリアンプは、各方面で賞賛を受けています。Michael Cooper は、ミックスマガジンの自身のレビューで「これまでに使用したマイクプリアンプの中で最も高い次元に位置する。」と紹介し、Wyclef Jean や Jennifer Lopez 等を手がけるエンジニア/プロデューサーの Peter Wade はシンプルに “This box rocks.” と表現しました。
改善された低域レスポンスとフロントパネルの15dBパッドスイッチ等によるハイテンションな2-610の品質とキャラクターは、6176のプリアンプ部にもしっかりと引き継がれています。
1176LN – 独自のトーンを備えたコンプレッサー
伝説的なエンジニア/プロデューサーである Andy Johns は1176LNを指して、「本当によく働くコンプレッサーだね」と評しました。事実、1176LNは、歴史上最も愛されたコンプレッサーかもしれません。トレードマークとも言える超高速のアタック/リリース・タイムとクラスA出力アンプのトーンは、長きに渡り、数えきれないほどのレコーディングを支えてきました。
6176のコンプレッサー部には1176LNを忠実に再現するよう細心の注意を払いました – この伝統あるトーンとキャラクターは、他のチャンネルストリップで容易に得ることはできません。