4基の Unison マイクプリアンプ、HEXAコアプロセッシング、サラウンドサウンド、エリートクラスのオーディオコンバージョン
Apollo x8 は、音楽プロデューサーやプロジェクトスタジオ、ポストプロダクションスタジオに現在考えうる最高の A/D D/A コンバージョン、HEXAコアによる UAD プロセッシング、デュアル・クリスタル・クロッキング、そして 7.1 サラウンドモニタリングを活用した録音、オーバーダビング、ミキシングを提供する、Mac / Windows 対応の Thunderbolt 3 オーディオインターフェイスです。
60年以上の歴史を誇る UA のクラフトマンシップによって生み出されたこの18イン/24アウトのインターフェイスは、4基の Unison™ マイクプリアンプによる Neve、API、Manley、Helios、SSL などの見事なプリアンプエミュレーションに加え、HEXAコアDSP(前世代までの Apollo のDSPパワーから50%アップ)によるパワフルなリアルタイム UAD プロセッシングを提供します。
エリートクラスの A/D D/A コンバーターが、現在考えうる最高レベルのダイナミックレンジとS/N比を提供
より多くのUADパワードプラグインをリアルタイムで稼働させることが可能な、6つのUAD DSPチップを搭載した強力なHEXAコアプロセッシングによるミックス
Unison テクノロジーが実現する、Neve、API、Manley、Helios、Fender などのプリアンプエミュレーションを活用したニアゼロレイテンシーでの録音*
LUNA レコーディング・システムの提供 – 完全に統合された刺激的な Mac 用音楽制作アプリケーション
エリートクラスの A/D D/A コンバージョン
Apollo インターフェイスはチャートを賑わす数多の曲やグラミー受賞アルバムでも使われ、素晴らしい作品創りに貢献しています。前世代の Apollo で高い評価を得たオーディオコンバージョンをさらに進化させるため、UA のエンジニアたちは最新の A/D D/A コンバーターを慎重に吟味しました。その結果、ついにエリートクラスの 24 bit / 192 kHz コンバーターと新たに設計したアナログ回路とを組み合わせ、驚くほど純度の高いシグナルパスを実現したのです。
加えて、Apollo X では、サンプルレート 44.1 / 88.2 / 176.4 k 用と 48 / 96 / 192 k 用のふたつのクリスタルを備える新しい「デュアル・クリスタル・クロッキング」が採用され、10ピコ秒未満の驚異的な低ジッターも実現しています – これにより、ピュアでアーティファクト・フリーなレコーディングと信頼できる音像生成がもたらされます。
129 dB のダイナミックレンジと -118 dB のTHD+Nといった Apollo x8 のオープンでナチュラルなサウンドクォリティーは、世に存在するどんなハイエンドコンバーターと比較しても引けを取ることはないでしょう。このことはもちろん、UAD プロセッシングの面においても計り知れない恩恵となります。
リアルタイム UAD HEXA コアプロセッシング
Apollo x8 は、HEXAコアプロセッシングを特長としています – 6基のDSPチップによって、Neve、Manley、API といったチャンネルストリップを使ったリアルタイムレコーディングや多くの UAD プラグインをDAW上に立ち上げてミックスをしたとしても、前世代の Apollo と比べ、50%以上の処理能力を発揮します。
ギターを Pultec EQ に通してチューブならではのあたたかさを加える、ボーカルへ LA-2A ならではの音楽的なリミッティングを施す、さらには「純正の」1176 や Fairchild 670 チューブコンプレッサーをドラムに使用するなど、豊潤かつ立体的なアナログサウンドによって、作品は大いなる飛躍を遂げることでしょう。
参考:UADプラグインインスタンスチャート(英文ページとなります)
Unison テクノロジー : 真の Neve、API、Manley プリアンプのサウンド
ミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、サウンドデザイナーにとって、最適とも言える Apollo x8。4基の Unison マイクプリアンプが搭載されており、Neve、API、Manley、SSL、そして Universal Audio といった厳格なマイクプリアンプエミュレーションを活用したトラッキングをお楽しみいただけます。この Universal Audio 独自の Unison テクノロジーによって、入力インピーダンス、ゲインステージのスイートスポット、そしてオリジナルハードウェアのコンポーネントレベルでの回路動作までもが忠実に再現され、チューブやソリッドステートのマイクプリに求められる「あの」トーンがもたらされます。
Unison の秘密は、Apollo のマイクプリアンプと内蔵されたHEXAコアDSPアクセラレーター間における、ハードウェアとソフトウェアの統合にあります。
Apollo コンソールソフトウェアのマイク入力に Unison プリアンププラグインをセットするだけで、世界屈指のマイクプリアンプが放つクラシックなサウンドにすぐに触れることができます。
クラシックアナログプロセッシング
広く知られる Apollo の特長のひとつが、リアルタイム UAD プロセッシングです。これによって定評ある UAD プラグインの豊富なライブラリーにニアゼロレーテンシーでアクセスできるようになります。
Apollo x8 には Realtime Analog Classics Plus が付属していますので、Teletronix LA-2A、1176LN、Fairchild コンプレッサーや、Unison による UA 610-B Tube Preamp & EQ、そして Marshall と Ampeg によるギター / ベースアンプといった素晴らしいギアを使ったレコーディングとミキシングがすぐに行えます。
UAD パワードプラグインの世界へアクセス
Apollo x8 はDAWのバッファーサイズに関わらず、そしてコンピューターのCPUへの負担を気にすることなく、ニアゼロレイテンシーで付属の Realtime Analog Classics Plus の他、ビンテージEQ、コンプレッサー、リバーブ、テープマシンなど、数々の受賞歴を誇る UAD パワードプラグインのライブラリーすべて*にアクセスできます。
これはまさに、SSL、Neve、Studer、Manley、Helios、API、Ampex、Lexicon、Fender など、アナログギアの銘機群を備えたスタジオを1Uラックサイズで所有する感覚です。また、他のインターフェイスとは異なり、これらのDSPプラグインはミキシング時にもDAW上でお使いいただくことができます。
*標準付属以外の UAD プラグインをお使いいただくには UA オンラインストア にて別途ご購入いただく必要があります。すべての商標権は各メーカーによって所有されています。
LUNA レコーディング・システム : 速く、自然なワークフロー
Apollo X シリーズ・インターフェイスは、主要なDAWとともにお使いいただくことができますが、Universal Audio の Mac 用アプリケーション LUNA との統合によって、革新的なレコーディング・システムにもなります。LUNA に備わる Accelerated Realtime Monitoring™ をはじめ、まさに本物を体感できる LUNA Extensions、LUNA Instruments など、類を見ない機能群がワークフローを強化します。
サラウンドサウンドのモニタリングと、+24 dBu オペレーション
Apollo x8 のフロントパネルには、トークバックマイク、Alt スピーカー切り替え、割り当て可能なファンクションボタンによる Dim / Mono コントロールといった機能が組み込まれています。さらに、包括的な 7.1 サラウンドモニタリングのサポートによって、Apollo x8 は、ビデオゲームやテレビ番組、そしてウェブ用にオーディオや音楽を制作するエンジニアやプロデューサーに多大な利益をもたらします。
また、+24 dBu オペレーションも選択可能で、業務用コンソールやその他のハイエンドなプロオーディオ機器などとのさらなる接続性も備えています。
Thunderbolt でスタジオシステムを拡張
Apollo x8 は、18 x 24 の入出力(内、アナログは 8 x 8 入出力)と、2基の Thunderbolt 3 ポートを備えています。これによって、Thunderbolt を搭載している Apollo Twin や Apollo ラックモデルを最大4台まで、トータルで6台までの UAD-2 デバイスをカスケードし、スタジオやプロジェクトの規模に合わせた入出力数やDSPの拡張が行えます。
Apollo Heritage Edition
Apollo x8 Heritage Edition は、受賞歴のある Teletronix®、UA 1176、Fairchild® コンプレッサー、Helios® Type69 および UA 610 マイクプリアンプ、そして Pultec®EQ などのフルコレクションを含む、10タイトルのプレミアム UAD プラグインをバンドルしています。
Apollo は Kendrick Lamar (DAMN.)、Chris Stapleton (From A Room: Volume 1)、Arcade Fire (Everything Now)、Post Malone (Beerbongs & Bentleys)をはじめとする多くの作品に使用され、プロのヒットメーカーたちからも高く評価されています。
また Apollo シリーズは、Sound on Sound、Future Music、Electronic Musician、そして2016年のTECアワード(コンピューターオーディオハードウェア部門)といった、業界の数々の賞を獲得しています。